我々の住むこの地域に、先輩方々が英知と勇気と情熱を持って青年会議所運動を展開して半世紀、2013年、伊勢崎青年会議所は創立50周年の節目を迎えることができました。これも、日頃より我々の運動に対し御理解と御支援、御協力を頂いております行政ならびに関係諸団体、地域住民皆様のお陰でございます。あらためて敬意を表すと共に深く感謝申し上げます。また、今日に至るのも、永きに渡り先輩方々が、この愛する地域のために積み重ねてきた努力の賜物であります。
日本の青年会議所は『祖国日本の復興』を目指し、昭和24年東京青年会議所初代理事長である三輪善兵衛先輩をはじめ48人の青年が結束し、第二次世界大戦後間もない東京の焼け野原の中で家族を守り、住んでいる地域を再生させる為、設立されました。東京青年会議所の前身である東京青年商工会議所設立趣意書の中には、『新日本の再建は我々青年の仕事である』と記されています。また、伊勢崎青年会議所は昭和38年設立にあたり設立趣意書の中で、『青年、それは力であり明日を築く原動力である。』と記しています。
戦後の先行きが見えない混沌とした時代背景の中、明るい豊かな社会の実現を理想として、志を高く掲げ、責任感と情熱を持った若者達が立ち上がり、全国各地に青年会議所が誕生しました。我々には、20歳から40歳までの年齢制限があります。どんなに青年会議所運動に情熱を持っていようと、40歳を過ぎると現役を退かなければなりません。しかし、これこそが常に組織を若々しく保ち、若い原動力を最大限に発揮出来る青年会議所運動の源泉となっています。だからこそ、我々は若さと力を備えている今、英知と勇気と情熱を持って、青年会議所運動を邁進しているのです。
伊勢崎青年会議所は設立以来、個人の利益(私益)、共同の利益(共益)だけではなく、地域や地域住民など社会全般の利益(公益)の為に運動を行っています。地域社会から求められている運動を行うからこそ、共感する人が集まり、輪が広がっています。また、我々には明るい豊かな社会の実現を理想として掲げ、公益の実現に努める団体として、親睦団体や個人的利益を追求する団体ではなく、先輩方々が行政や地域住民と共に歩み築き上げてきた50年の歴史があります。その歴史を築き上げて来られた一人ひとりの志や想いが礎となり、現在の公益社団法人伊勢崎青年会議所となっています。
私は、その礎をしっかりと受け継ぎ、後輩達にこれらの歴史と伝統を大切に守り伝え、未来への飛躍に繋げる事が責務であると考えます。我々は、この時代の責任を担う世代であり、市民運動の先頭に立って進む団体として、愛するこの地域をより大きく発展させましょう。51年目の本年は、青年会議所運動の原点を再認識し、未来を見据えた新しい価値観を見出しながら、新たな視点に立った道筋づくりを目指し、強い決意で運動を邁進して参ります。
伊勢崎青年会議所は、2008年12月1日より施行された公益法人制度改革に伴い、2010年度9月定時総会決議において公益法人格移行を目指す事を承認し、2012年12月3日に公益社団法人として移行認定されました。公益社団法人格を目指す総会決議に至るまでには、制度改革による青年会議所の根本的な見直しや運営面での変革を余儀なくされる為、多くの課題や難題を目の前に、公益か一般か、どちらの法人格が相応しいのか、度重なる議論をして参りました。メンバーが勇気を持って決断し、公益社団法人格移行を目指し、変革を恐れず移行出来た事は、青年会議所運動の原点を再認識する意味でも大きな足跡となりました。
そもそも、我々は明るい豊かな社会の実現を理想として掲げ、公益の実現に務める団体として運動展開を行って参りましたが、何故に公益法人格取得を目指す事に時間を費やしたのでしょうか。 提出書類や会計処理が複雑になる、会員向けの対内的な事業が少なくなる、運営面や組織体制に影響がある等の多くのネガティブな意見がありました。やはり、我々自身が変革や変化するということに対して感覚的な抵抗があり、今まで以上の労力や経験のない不安を先に考えてしまい、未来の伊勢崎青年会議所や地域に対する青年会議所の存在意義をしっかりと認識出来ていなかったからだと考えます。
創始の時代背景とは大きく異なり、多くのNPOやNGOが設立されている今、青年会議所(JC)及びJCメンバー(JAYCEE)一人ひとりが、 我々のJC運動を再認識する時期に来ていると思います。私は、法人格移行申請を進めて行く過程で、様々なことを実感しました。それは、JCしかない時代からJCもある時代と言われる中で、我々のJC運動も真価を問われる時がきたからです。今こそ、もう一度JC運動の原点に立ち返り、足元を確認しながら、更なる飛躍を遂げる必要があると私は強く思います。
我々は、その時々の時代背景を踏まえ、その背景に沿った目的や目標を持ち、伊勢崎青年会議所ならではの様々な事業や運動を展開し、行政や地域住民と共にJC運動を行って参りました。また、先輩方々が将来を見据えて運動する組織であり続けてきたからこそ、永きに渡りこの地域で必要とされてきたのだと考えます。今後、更に社会における先導的役割を果たしていくには、組織の理念をメンバーが志高く掲げ続け、もう一度JC運動の原点を再認識し、歴史と伝統に敬意を払いながら変革していくことが重要であります。我々は、愛するこの地域とそこに住む地域住民や子ども達の未来の為に、地域に必要とされる誇りある公益社団法人として運動して参ります。
我々が、JCに入会した目的や所属している目的は何でしょうか。入会の目的や動機は人それぞれだと思います。この地域に英知と勇気と情熱をもって、明るい豊かな社会の実現を理想として掲げ、JC運動が展開されてから半世紀。時代は目まぐるしい勢いで流れ、我々は変化に対応しながら活動や運動を行って参りましたが、その礎はJC三信条だと考えます。ですが昨今では、本来であればJC三信条のもと長い時間をかけて成長していけるはずであったメンバーも、会員数の減少に伴い、入会後短い時間での成熟が余儀なくされています。
「JCとは?」と聞かれた時に十人十色で様々な答えがあると思います。どれも理にかなって正しい答えなのかも知れません。それは設立当初とは違い、豊かな時代になり、様々な選択肢の中から自分に合ったものを選択できるなど、価値観の多様化が要因と考えられます。
様々な価値観を見出しながらJC運動を行うことは重要です。しかし、我々はJCの組織の一員であり、組織にはルールが存在します。ルールを無視し、自分のやり方で物事を行うことは価値観の多様化ではありません。個人の価値観ばかりが先行することは、JCの本質や本来あるべき姿ではなく、JCの存在意義を薄れさせてしまう恐れがあります。だからこそ、我々のJC運動における理念や根底にある概念は、時代が変われど、同じでなければいけないと思うのです。
伊勢崎青年会議所の運動目的を明確化すべく、新定款の作成において、第3条の目的に『本会議所は青年の英知と勇気と情熱を結集し、修練、奉仕及び友情という三信条のもと、地域社会及び国際社会の健全な発達を目指し、明るい豊かな社会の実現に向かって』と定め、改めて本会の目的として定款に追記しました。
JC運動は青年が集まって個を確立する為の自己啓発や『修練』を行う場であり、そこで培われた力を用いて地域社会に『奉仕』することだと思います。また、仕事上や日常生活の中では得られない大切な仲間や『友情』を得ることができ、その同志と共に運動の根幹をなす、この『JC三信条』を守り貫くことが今後も望まれます。JC運動を通じて、本業(仕事)に活かされる社会勉強や会議方法などの知識を習得することもでき、メンバー個々が様々な経験を積むことで青年経済人としてのスキルアップにも繋がります。JCだからこそ可能な体験を通じ、苦楽の時間を共有することによって得られる仲間の存在は、JCの魅力であり、人生の宝となります。
先ずは、我々JAYCEEがJCの魅力を再認識し、JCの中で自分自身を磨き高め、内面から輝き続けながら、メンバー個々が外部に発信していくことが必要であります。そのことにより、メンバーの意識改革にも繋がり、自分づくりから始まる、人づくりやまちづくりとなるのです。
誇れるJAYCEEとして、もう一度JC運動の原点に戻り、我々が個々の資質向上を図り、地域のオピニオンリーダーとして手本となるよう日頃から意識して、我々が自信と誇りを持って活動して参ります。
東日本大震災、終息が見えない原発問題、度重なる自然災害、少子高齢化問題など、国民全体が少なからず不安を感じているのではないでしょうか。そもそもわが国は、台風、地震、火山活動など、自然災害の多い国です。そのことが、忍耐強く冷静で、団結心が強く、秩序を重んじる国民性を形作ってきました。その強靱な生きる力があったからこそ、日本の三大国難である元寇、明治維新、敗戦をも乗り越えることができたのだと思います。昨今、様々な問題を抱えておりますが、我々はこんな時代だからこそ、誰かに頼りやがて訪れる未来を待つばかりではなく、明るい豊かな社会の実現を目指し立ち上がり、困難を恐れることなく、勇気を持って積極的な運動を起こさなければならないと考えております。
天然資源に恵まれていないこの国ですが、胸を張って世界に誇るべき財産があります。それは不撓不屈の精神と、高いモラルの存在です。この財産が残っている限り、この国はどんな国難に遭遇しようとも不死鳥のように何度でもよみがえることができます。日本人の強さをもう一度思い起こし、誇りと自信を取り戻すことが、今の日本には必要だと感じます。日本人らしさや日本人の美徳を次世代に守り伝える為にも、誇りある日本を伝え、この国を創ってこられた人々を敬い、我々がもっと自国に関心を示すべきです。まずは日本の素晴らしさを知ることが大切です。本当の意味で国を愛する心が芽生え、「日本に生まれて本当に良かった」と自分の国に誇りを持つことで、自分達のこの地域(郷土)も愛せるはずです。
私は、次世代にこの日本や地域に夢と希望を抱いてもらい、人任せにせずに自らの手で困難に立ち向かう勇気を備える為にも、自らが考え率先して行動を起こす人財が大切であると考えます。言うなれば、我々JCやこの時代を担っている世代です。我々は様々なJC運動を通じて、地域住民と共に人づくりやまちづくりを行っています。その経験を通して社会における先導的役割を果たしながら地域のリーダーたる資質を高めて参りました。これからも、我々が生まれ育ったこの愛する日本や地域の為に情熱と気概を持ち、共に活動を行っていく新たな担い手の人財育成と、誇りある日本を次世代に守り伝える為に、我々が誇りと自信を強く持ち続け、更なる日本や地域の発展に繋げる運動をしていきます。
人は誰しも地域(郷土)を想い、愛する心を持っています。しかし、その素晴らしい心について、日々の生活の中で改めて深く考える機会はあるでしょうか。郷土に関心を持たなくなった地域では、そこに住む住民自らの手で地域情報の発信や伝達する事を怠ってしまう心配があり、地域への愛情が薄くなると考えられます。だからこそ、我々JCやこの時代を担っている世代が、生まれ育ったこの地域を誰よりも愛し、誇りに思い、その心を広く伝播する事こそが地域における活性化の一助であり、明るい豊かな社会の実現を理想として掲げるJC運動に繋ると確信しております。
伊勢崎青年会議所設立趣意書の中に、『共に吾が愛する郷土、伊勢崎をより大きく発展させよう』と記されています。私は、JCが社会における先導的役割としてこの地域の魅力を発信し、多くの地域住民に地域を再認識して貰い、地域を愛する心を育むことが大切であると考えます。我々は、地域の現状を知り、この愛する地域の為に何をするべきかを考えなければいけません。また、この地域をより発展させるには、地域住民のまちづくりに対する意識向上が必要です。運動指針に『まちづくりのできる人の育成』、人づくりこそがまちづくりの礎となると記されています。我々は、地域住民と共に成長する必要があり、地域のオピニオンリーダーとして率先して運動し、まちづくりのできる人の育成を行うべきと考えます。近年、我々が住むこの地域においても、少子高齢化や核家族化の進行、地域の連帯意識の希薄化、防犯・防災、環境、教育、福祉など多くの分野で課題が複雑・多様化しています。これらの課題を、個人や行政だけに頼らずに、我々にも出来る事があるのではないかと考えます。我々JCは、この時代の責任を担う世代として、そこに住み続ける人々が郷土として愛することのできる地域のかたちを考え、地域住民の一人ひとりがまちづくりの当事者として自覚し、社会的価値の高いまち、住みよい魅力溢れる地域を創造する為に考えていきます。その為にも、常に地域住民の目線に立ち、足元を確認しながら地域づくりを行うべきであります。例えば高齢者の方々が地域の中で、どの様な時に心が安らぐのか。未来を担う子ども達がこの地域で、どの様な時に心からはじける笑顔を見せてくれるのか。私達大人がこの地域で、どの様な時に心から生活していて幸福だと実感するのか。物質的な豊かさだけではなく、精神的な心の豊かさを追い求めることも必要であり、心が満たされていることが元気の源になると考えます。笑顔に溢れ元気のある地域は、魅力的で誇りある地域となるのです。
我々は、この地域の現状を認識し、何が本当に必要なのか、何を改善するべきか、また何を外部に発信するべきかを考え、将来この地域はどうなっていくべきなのかを、地域全体を巻き込んだ運動を展開していくことも重要です。その為には、誇りある地域の創造として、自然環境や伝統文化のみならず、過去だけではなく現在のこの地域の魅力を再発見又は創造し、発信していくことも必要です。我々JCに課せられた責任は多岐に渡りますが、我々の愛するこの地域が誇りある地域として、元気で笑顔の溢れる地域に成るように運動していきます。
少子高齢化や情報化の急速な進展など、青少年を取り巻く環境は大きく変化しており、子どもが被害者となる事件も頻繁に発生しております。また、問題行動の低年齢化が進んでおり、社会の中には青少年の健全な育成を阻害する要因が多く潜んでいると考えられます。子どもは家族や地域に育まれて成長し、その姿を見て成長していきます。時代の変化に関わらず、子どもの頃の経験は掛け替えのない財産となって、子どもの内面に刻まれます。我々JCやこの時代を担っている世代が、地域の将来を担う子どもの健全な育成や教育に、真剣に向き合わなければいけません。子ども達を取り巻く環境は、その時代ごとに大きく変化していきます。青少年育成には教育と環境の2つの要素が大切であり、我々は教育環境や子育て環境を真剣に考えていく必要があります。
我々JCや子どもを取り巻く大人達が、この地域環境をより活性化させると共に、子どもの健全な育成への協力は必要不可欠です。我々は、これまでも子どもを取り巻く諸問題に取り組み、社会体験などを通じた学びの事業を展開して参りました。また、子どもの夢や希望を育むことや子どもが誇れる未来の為に、子ども達に印象深い体験を提供し、その経験が後の人格形成に少しでも役立つ、将来について考えるきっかけづくりの事業を実施し、次世代に想いを繋げてきました。これからも、地域の宝である子ども達には、この地域の魅力を我々がしっかりと伝えるべきだと考えます。子どもは大人を映す鏡であり、我々大人が地域において率先的に行動する姿こそが、子ども達にとって最良の環境です。子ども達の興味を引き出すと共に子ども達にとって魅力ある地域にしていきます。
伊勢崎青年会議所運動指針に、『まちのこれからをつくる』次代を担う子ども達を学校のみならず家族や地域の人々と連帯意識を持ち教育することにより、大人と子どもが共に成長し、絆を深めるとあります。昔は、子ども達のまわりには、近所のお兄さん、お姉さん、おじさん、おばさん、おじいさん、おばあさんの姿がありました。子ども達は、こういった地域の大人との関係、文部科学省も提唱している『ナナメの関係』の中から、知恵や知識を取り入れ、社会性を身につけていったものです。社会全体で子どもを育て守るためには、親でも教師でもない第三者と子どもとの『ナナメの関係』をつくることも大切であります。地域社会と協同し、学校内外で子どもが多くの大人と接する機会を増やすことは、子ども達が人間性豊かに育ち地域の未来に繋がると考えます。
子ども達は地域の将来を担う大切な宝であり、こうした想いを実りあるものとするには地域社会を巻き込む、地域住民の協力が必要であります。また、我々大人が地域の子ども達を育ててゆくには、青少年育成に真剣に向き合う人財の育成も求められてきます。子ども達のたくましく生きる力を育むためにも、学校や地域と連携して、今、我々ができることは何かを一緒に考えていき、地域住民と共に我々も成長し、子ども達の誇れる未来の為に運動していきます。
長く続く景気低迷と少子化問題等、厳しい時代背景の中、我々JC世代全体の人口減少に伴い会員の減少が全国各地の青年会議所にも顕著になっています。また、働き盛りの青年期の貴重な時間を費やしてJC運動を行うことは、決して簡単なことではありません。
伊勢崎青年会議所においても会員の減少は危機感ある深刻な問題であり、今後、我々が運動を行う上で支障をきたすと考えられます。会員の減少は、事業や運営面に影響を与え、これに伴う運動規模の縮小は我々の目的達成を困難にし、また本来この地域において必要とされる社会貢献が出来ないなどといった事態に陥ってしまう可能性があります。伊勢崎青年会議所がこのまま会員減少に至れば、公益目的事業の縮小を余儀なくされ、法人格の移行も視野に、難しい判断を迫られる状況にもなります。
会員拡大の本質は組織存続のためではなく、JC運動を通じて地域に貢献出来る人財を一人でも多く、育成するということです。また、拡大のみを目的とした狭義な活動ではなく、あらゆる世代を通じてJCへの良き理解者と、JC運動に対する協力者、参加者の拡大にも繋げていくことが重要です。
この地域には、我々と同じ志を持った青年がまだまだ沢山いることも事実です。この団体が地域に必要とされる魅力ある団体であり続ける為にも、会員の拡大は必要不可欠であり、もっとも基本的なJC運動です。会員を拡大する為にも、「魅力ある団体になること」とメンバー一人ひとりが伊勢崎青年会議所に所属していることに「自信と誇りを持つこと」だと考えます。先ずは我々がJC運動に情熱と誇りを持ち、その想いをこの地域にしっかりと伝える事が出来れば、必ずや多くの志高い仲間が集まると確信しています。
我々、一人ひとりがそれぞれの会社や地域において、JCで学んだ事を発揮し、JCの魅力を伝え、広げて行く事でJC運動について情報発信することが出来ます。この地域にJCが存在し続けること、それが地域の明るい未来の創造に繋がると考えます。だからこそ、会員の拡大を続けることが、まちづくり運動の原点という強い信念を持って活動し、全てのメンバーが拡大に取り組む事が、最大のJC運動に繋がると強く信じます。
青年会議所は「修練」「奉仕」「友情」というJC三信条のもと、明るい豊かな社会の実現を理想として掲げ、運動を行っている団体です。目まぐるしく変わる社会情勢の中においても、時代が変われど我々のJC運動における理念や根底にある概念は決して変わることはありません。常に努力を怠らず成長を続けることが、変わることのない我々の運動目的に近づくと確信します。この時代の責任を担う世代として、愛する日本や郷土に誇りを持ち、地域貢献することを惜しまない我々の運動は、地域社会・経済の中においても、愛する地域への恩返しではないでしょうか。
「未来に向けての原点回帰」今日までの50年の伊勢崎青年会議所の歴史と伝統を引き継ぎながら、公益社団法人としての社会的な責任に応え、愛する地域と仲間に誇りを持ち、未来に向かって新たな51年目の歴史を力強く切り拓いていきます。
最後になりますが、公益社団法人伊勢崎青年会議所第51代理事長として、誠心誠意全力で努めて参ります。会員の皆様、行政ならびに関係諸団体、地域住民皆様の御協力、御指導、御鞭撻を頂きます様お願い申し上げまして、理事長所信とさせて頂きます。